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01
01.Devoted Scholar
02.First Performance
03.Komorebi
04.Enjoyable Sidetracks
05.Reta Luc
Total: 32:00
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解説
エルフ族が他種族との外交を絶つよりもはるか昔。彼の國の大森林に住まうエルフ族は、自らの叡智(ソピアー)を大自然と協和させることに没頭した。その過程であらゆる複合学問が生まれ、最終的にそれらは複雑に絡み合い独自の文化形成へと帰着する。
当博物館は、学芸員が遠征探索の道中大森林近くで奇跡的に発掘した5つの歴史的遺品を持ち帰り、解析研究を行った。その結果いずれも自然協和過渡期に生きた、一人のエルフの日常の一端を形而下の存在として捉えた貴重な音楽であることが判明した。
本特別展示では、それらを一つの楽曲群とみなし、特別展示として公開する。
楽曲群の中には、研究に没頭するエルフのハミングとも捉えられるようなメロディがローファイな世界観に合わさったものや、研究の途中で別のテーマに惹かれ心が揺らいでいるかのように3拍子の中でリズムが動くもの、複数の学問が溶け合うのにリンクして複数の音楽文化が組み合わさったような雰囲気を纏ったものもある。これらから描き出されるのは、非常に気まぐれな性格ながら、複合学問の研究に長けた、なおかつ何かしらの交信手段を利用して世界に向けてその研究の光景や研究成果をフランクに発信する、知的好奇心旺盛なエルフの姿である。
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