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Special
Lakes for Elfsが生まれるよりもはるか昔の書物には「エルフ族は、ほかの種族との交流に積極的であり、エルフ族特有の映像投影魔法を利用して科学技術等を布教する者もいた。」との記載がある。今回、彼の國で新たに発掘された複数の楽曲について解析を行った結果、いずれもその書物の記載内容が真実であると裏付けるような重要な作品群であることが判明した。
ついに怪盗カルデサックが当博物館にも出没した。或る夜、博物館内の作品解析室にあった解析中の作品1点を、よくできた偽物にすり替え持ち去ろうとしたところを当館の警備員が目撃、捕えようとしたが逆に振り回され、気付いた頃にはきれいさっぱり博物館から消え去っていたという。たしかに解析室にあったはずの当該作品はレプリカにすり替わっていたが、ここまでは想定内。レプリカの解析から、怪盗の素性に迫る手掛りを探ることとした。
或る國・彼の國の随所に同種族同士の交流だけでは到達しえないような文明の跡が見られる。所謂『共存』による賜物であると推測する。過去の発掘によって博物館に保音された楽曲のうち、こういった共存に深くかかわるであろうものについて、その度合を一つのバロメータとして改めて解析したところ、異種族同士の在り方に関する新しい考察が生まれた。
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